令和7年10月22日(水)、研修委員会事業として、名古屋の「徳川美術館」と「ノリタケの森」へ研修旅行に行って参りました。
最初に訪れた徳川美術館では、尾張徳川家に伝わる数々の貴重な品々が美しく保存・展示されており、その格式の高さに圧倒されました。第1展示室では、武士の象徴である刀剣や甲冑が並んでおり、歴史の重みを感じました。続く第2展示室は茶の湯の世界。当時の茶室が見事に復元されていました。第3展示室では「広間」「鎖の間」の一部が再現され、床の間やふすまに描かれた絢爛豪華な絵画に目を楽しませて頂きました。掛け軸や茶道具、文房具などが飾り付けられ、当時の客人をもてなす優雅な空間が感じられました。
その他、第4展示室から第9展示室まで多彩で貴重な展示品が数多く並び、参加者それぞれが楽しく見学をさせていただきました。
美術館内でいただいた昼食も大変美味しく、心もお腹も満たされた後、バスで約30分の「ノリタケの森」へ向かいました。現在は敷地内に大型商業施設も併設され、大変賑わいのある街並みとなっております。

店舗内では陶磁器の展示や販売が行われており、また、ミュージアムでは絵付けや成形など製造工程を見学することもできました。さらに絵付け体験教室も開催されており、見て、学び、触れて楽しみことのできる魅力的な空間でした。金がちりばめられたディナーセットや壺、花瓶など、どれも豪華な美術品と言っても過言ではない華やかさでした。

徳川美術館とノリタケの森、どちらも大変すばらしい物を拝見させていただき、充実した一日を過ごさせて頂きました。



